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ABOUT KANSHOHO

緩消法とは

約5.0 N(500 gf)を目安とする局所への穏やかな力と、本人の小さな能動運動を組み合わせる徒手的介入。研究では、その条件と身体の応答を定量化しています。

研究の入口
手技
局所への負荷+能動運動
名称
緩消法 / Kanshoho
研究の軸
力学・血中指標・臨床経過

手技を、研究可能な条件で記述する

座位の対象者の腰部へ手を当てる実技の写真
手技の実例:座位で腰部への接触位置を確認する場面。写真と研究方法を併せて見ることで、接触位置・負荷・動作への理解が深まります。写真:日本健康機構・認定コース ↗

緩消法は坂戸孝志が2007年に開発した手技です。施術者が狭い接触部に約5.0 N(500 gf)を目安とする力を加え、対象者が小さな範囲で自ら動くことを基本とします。研究ごとに対象部位、接触の大きさ、負荷、時間、動きの条件を設定しています。

近年の側腹壁研究では、目標負荷約5.0 Nの緩消法介入を10分間行い、動作を一致させた対照介入と比較しました。研究条件の表記は、緩消法4.9 N、対照0.49 Nです。この研究は現在、論文投稿中です。側腹壁研究のページでは、試験登録と学会発表抄録の範囲で、比較条件、測定した層、評価時点を紹介しています。

手技と測定条件を詳しく見る

手技を理解する3つの視点

  1. 01接触する

    部位、指や器具の先端、接触の大きさを確認する。

  2. 02小さく動く

    本人が行う動きの方向と範囲、実施時間を確認する。

  3. 03前後を測る

    同じ姿勢と測定条件で、介入前後の変化を記録する。

本ページの手技説明を図式化したものです。具体的な条件は研究ごとに異なります。

初期の論文では「筋緩消法」の名称を用いています。本サイトでは「緩消法(Kanshoho)」を基本表記とし、論文タイトルは公表時の名称で記載します。

何を明らかにしようとしているか

研究上の問い評価するもの
どの条件で局所の応答が変わるか負荷・接触径・運動条件と、筋硬度・剪断波速度
組織の応答と血中指標は関係するか短時間の生化学・代謝指標と、組織の力学的測定
患者の生活に意味のある変化につながるか疼痛、機能、可動域、疲労、生活への影響と追跡経過

観察された変化と、解き明かしたい仕組み

筋硬度や剪断波速度の変化を測る研究と、痛み・機能・疲労の経過を追う研究が進んでいます。各研究の対象、比較条件、観察期間を併記し、基礎研究と臨床研究を結びつけて紹介します。

研究成果を読むファシアと作用機序を読む

動画と実技から緩消法を学ぶ

開発者による解説動画と、約1時間の『完全版-緩消法無料動画』をご用意しています。「緩消法を学ぶ」では、動画、ベーシックコース、認定コースへの入口をまとめています。

緩消法を学ぶ動画2本を見る

手技の理解には映像と実技を、研究結果の確認には方法・結果・原資料をご活用ください。

原資料

  1. 杉本 諭ほか.緩消法が腰部の筋緊張に与える影響.基礎理学療法学.2025;28(1):32–38.DOI: 10.24780/jjptf.JJPTF_2023-17
  2. Sakato T, Amitani H. 緩消法と従来の徒手療法に関するナラティブレビュー.Cureus. 2025;17(8):e89646.DOI: 10.7759/cureus.89646
  3. 研究 A(論文投稿中):側腹壁の剪断波エラストグラフィ研究(健常男性20名、無作為化クロスオーバー・パイロット研究)。試験登録 UMIN000056162。試験登録の公開情報と、第28回世界心身医学会(ICPM 2026、福岡)シンポジウム発表抄録の範囲で紹介しています。詳細は論文公表後に掲載します。

「研究構想」は今後の検証に向けた仮説・検討課題を示し、推論に基づいています。研究結果は、対象・方法・原資料とともに示しています。

最終更新日:2026年9月21日

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