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STUDY 01 / MECHANICAL RESPONSE

押圧条件と腰部の筋硬度

負荷の大きさと接触径を変えたとき、腰部の筋硬度の応答はどう変わるか。健常成人を対象とした条件比較です。

公表論文|2025年
対象
健常成人39名
介入
側屈運動+押圧
評価
腰部の筋硬度

対象と研究デザイン

健常成人39名を対象に、座位で自発的な体幹側屈運動を行いながら、右腰部に棒状器具で押圧する条件を検討しました。押圧の強さと接触面の直径を変えて、5分間の介入前後の筋硬度を比較しています。

比較した条件

押圧の測定機器と大きさの異なる接触先端
押圧の測定機器と接触先端の参考写真。研究では、右腰部に押圧棒を当て、力と先端直径を比較しました。
要因設定
押圧の強さ押圧なし、250、500、750、1000 gf
接触面の直径1、2、3 cm
基本条件座位・自発的側屈運動・5分間の介入

報告された結果

押圧なしを除く負荷条件で筋硬度の低下が報告され、500・750 g条件の筋硬度比は250 g条件より低くなりました。接触径の比較では、3条件とも前後で低下し、1・2 cm条件の筋硬度比は3 cm条件より低くなりました。

性別、BMI、介入前の筋硬度と筋硬度比との関連は、統計学的に非有意でした。負荷条件と接触径の比較結果を、対象者の背景情報と併せて示しています。

対象に応じた負荷条件を検討する

研究構想

健常成人の腰部では、500・750 g条件と接触径1・2 cmで、比較対象より低い筋硬度比が観察されました。4.9–7.4 Nの負荷域を含め、疼痛のある方での応答、ほかの身体部位での条件、変化の持続を検討する構想です。

共同研究では、施術者ごとの力のばらつきと、症状・筋硬度の時間的な関係を評価する方法を相談できます。

負荷条件の再現研究を相談する

安全性と研究情報

安全性の評価方法と観察期間、倫理、資金・利益相反の詳細は原著をご参照ください。参加者の体調と経過を継続して記録することが、より安心して活用できる条件を探る研究の基盤になります。

本研究と関連する押圧条件の学会発表は、同じ研究系統の資料として論文・学会発表一覧 に整理しています。

原資料

  1. 杉本 諭ほか.緩消法が腰部の筋緊張に与える影響.基礎理学療法学.2025;28(1):32–38.DOI: 10.24780/jjptf.JJPTF_2023-17
  2. 中山 知之ほか.緩消法における押圧の強さおよび押圧面積の違いが,腰背部の筋弛緩に与える影響の検討.第42回関東甲信越ブロック理学療法士学会.2023;P-028.DOI: 10.14901/ptkanbloc.42.0_P-028

「研究構想」は今後の検証に向けた仮説・検討課題を示し、推論に基づいています。研究結果は、対象・方法・原資料とともに示しています。

最終更新日:2026年9月21日

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