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STUDY 07 / CASE REPORT & CASE SERIES

Long COVID/ME/CFSの臨床経過

公表された1例と、その症例を含む2例の学会抄録を紹介します。患者の経過を手がかりに、対照研究で確かめたい問いを示します。

公表症例報告・学会抄録
公表論文
1例
学会抄録
2例・既報1例を含む
研究段階
症例に基づく仮説形成

公表された症例

41歳女性で、Long COVIDと診断されME/CFSの診断基準を満たした症例です。疲労、後頸部・肩の痛み、上肢のしびれ、ブレインフォグ、不眠等の経過を報告しています。

緩消法を主な介入とし、活動のペーシングに関する短い助言も行われました。既存のセルトラリンは初期に継続され、その後、本人の希望で漸減・中止されています。こうした併用と時間経過を含む症例です。

公表症例の最終評価

指標初期値2.5か月・10回の介入後
疲労VAS79 mm0 mm
Performance Status70
POMS 2:TMD素点136−19

論文は最終評価時に症状が消失した経過を報告しています。表は、この1例での初期評価と最終評価を示す記録です。

2例の学会抄録との関係

抄録Cは、第28回世界心身医学会(ICPM 2026)のポスター発表抄録で、症状が持続していた2例の臨床経過をまとめています。上記の公表症例を含むため、公表論文と抄録を合わせた対象は計2例です。

抄録Cでは、両例で観察した複数症状の改善と、施術後の経過を報告しています。診療記録上、明らかな施術後増悪の記載は0件です。評価尺度と取得時点は各例の診療経過に対応しています。

頸部への介入と生活機能の経過を追う

研究構想

症例報告で観察された経過を基に、頸部の症状、疲労、日常生活機能を共通の評価時点で追う比較研究を構想しています。自然経過、併用治療、活動調整も記録し、介入の寄与を検討します。

労作後の体調変化(PEM)を含む日々の経過と、長期的な推移を評価します。側腹壁SWE研究の知見は、患者の頸部での測定方法と研究仮説を検討する背景に位置づけます。

Long COVID・ME/CFSの研究を相談する

安全性と症例情報

症例ごとの体調変化やPEMを含めて記録を重ねることが、より安心して受けられる実施条件を調べる基盤になります。公表論文の同意・資金・利益相反の詳細は原著、追加症例の経過は抄録Cをご参照ください。

原資料と関連する研究

  1. Amitani H, Sakato T, Asakawa A. Long COVID/ME/CFSの症例報告.Explore. 2026;22(3):103374.DOI: 10.1016/j.explore.2026.103374
  2. 抄録 C:Clinical improvement after low-load cervical myofascial intervention in patients with Long COVID: a case series. 第28回世界心身医学会(ICPM 2026、福岡)で発表済みのポスター抄録(2026年9月24日、P1-43)。既報1例を含む計2例の症例集積。
  3. 抄録 D:Softening of the deep myofascial interface after a low-force 4.9 N manual intervention: implications for Long COVID/ME/CFS. 第28回世界心身医学会(ICPM 2026、福岡)で発表済みのシンポジウム抄録(2026年9月25日、DSY11-2)。健常男性20名の側腹壁研究と既報症例を関連づけた考察。

関連する基礎的なSWE研究を見る

「研究構想」は今後の検証に向けた仮説・検討課題を示し、推論に基づいています。研究結果は、対象・方法・原資料とともに示しています。

最終更新日:2026年9月21日

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